はじめに

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少し前まで、下肢静脈瘤の治療といえば、大がかりな手術、長期の入院、そして数週間にわたる回復期間が当たり前でした。治療のほうが病気そのものよりつらそうに思えて、受診を先延ばしにする方も少なくありませんでした。ところが今は大きく状況が変わっています。血管治療の最新の進歩により、下肢静脈瘤はこれまでよりも早く、安全に、そしてずっと快適に治療できるようになり、多くの場合、当日にそのまま歩いてご帰宅いただけます。

ソウルのCharm 血管クリニックでも、この変化を日々実感しています。痛みや傷跡、仕事や家事を休む期間の長さを心配して来院された方が、最新の治療がいかに体への負担が少ない(低侵襲)かを知って驚かれます。ここでは、技術の進歩が下肢静脈瘤の治療をどう変えてきたのか、そしてそれが皆さまの健康と生活の質にどんな意味を持つのかをわかりやすくご紹介します。

外科手術から低侵襲治療への移行

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従来、下肢静脈瘤の治療は「ストリッピング手術」と呼ばれる、麻酔下で病変静脈を物理的に取り除く外科手術が一般的でした。有効ではあるものの、あざや傷あとが残り、回復に数週間を要することもありました。

しかし、最新の治療は発想が異なります。静脈を切り取るのではなく、内部から狙いを定めたエネルギー(レーザーや高周波など)や医療用接着剤で静脈を閉じます。こうした低侵襲の手法への移行は、医師にも患者さまにも大きな変化をもたらしました。

では、患者さまにとって何を意味するのでしょうか。痛みが少なく、傷あとも最小限に抑えられ、多くの場合は24時間以内に日常生活へ戻れます。

血管内レーザー焼灼術(EVLA):光で行う精密な治療

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レーザーのエネルギーは、現代の静脈治療における重要な柱の一つです。血管内レーザー焼灼術(EVLA)では、超音波で確認しながら細いファイバーを悪くなった静脈の中に通し、レーザー光で静脈の壁を加熱して、静脈がつぶれて内側からふさがるようにします。

患者さんからよく「痛くないの?」と聞かれます。実際には、局所麻酔と丁寧な手技により、痛みや不快感は最小限です。Charm 血管クリニックでは、最新のレーザー機器を使用し、静脈の壁に含まれる水分を狙う波長で照射します。これにより、周囲の組織へのダメージを抑えつつ、より正確に静脈を閉じることができます。

従来の方法と比べ、EVLA には次のような利点があります:

  • 回復が早い

  • 治療後のあざ(内出血)が少ない

  • 成功率が非常に高く、多くの場合95%以上

高周波焼灼術(RFA):やさしい熱で、持続する効果

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より体にやさしい治療を希望する方には、高周波焼灼術(RFA)という有力な選択肢があります。RFAはレーザーエネルギーではなく、制御された高周波(ラジオ波)を使って血管の内側に熱を発生させます。血管が閉じるまで、やわらかく「縮めていく」イメージの治療です。

RFAの大きな利点の一つは、患者さんへの負担が少ないことです。多くの方が、血管内レーザー焼灼術(EVLA)より痛みが少なく、術後のあざ(皮下出血)もさらに少ないと感じています。仕事や日常生活への早期復帰が重視される韓国では、RFAは非常に人気の高い選択肢となっています。

VenaSeal™:熱を使わない静脈治療

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最新の技術のひとつに、医療用接着剤システムのVenaSeal™があります。熱を用いず、生体に安全な少量の接着剤で病変のある静脈を封鎖します。封鎖された静脈は硬化し、時間の経過とともに体内に吸収されます。

この治療法の特長:

  • チュメセント麻酔(静脈に沿って多数回注射する局所麻酔)が不要

  • 内出血(あざ)がほとんどない、またはないことが多い

  • 治療後、ほぼすぐに通常の生活・活動に戻れます

Charm 血管クリニックでは、VenaSeal™は、注射が苦手な方や日常生活への支障をできるだけ少なくしたい方に、特に有用であることを実感しています。

見た目や快適さ以上に大切な理由

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見た目の変化――脚がすっきりし、ボコボコと浮き出た血管が減る――に目が向きがちですが、これらの治療の本当の価値はそれだけではありません。下肢静脈瘤を放置すると、慢性静脈不全、むくみ、皮膚の変化、さらには潰瘍につながることがあります。現代の治療は見た目を整えるだけでなく、血管の健康を長期的に守ります。

見落とされがちなのは、悪くなった静脈を閉じることで、体が自然に血液をより健康な静脈へ流し替えるという点です。これにより血行の効率が回復し、脚の重だるさやズキズキする痛みなどの症状が軽くなり、合併症のリスクも下がります。

現代の静脈治療における超音波検査の役割

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治療を成功に導く鍵は、まず正確な診断です。高解像度のデュプレックス超音波検査(血管の形態と血流を同時に評価できる超音波検査)は、血管診療に欠かせない検査となっています。静脈の働きをリアルタイムで確認し、血液の逆流(血液が逆向きに流れる状態)の位置や範囲を可視化し、治療を正確に進めることができます。

Charm 血管クリニックでは、初診の評価だけでなく処置の全過程で超音波を活用し、各ステップの正確性と安全性を確保しています。

患者中心の現代的な下肢静脈瘤治療のメリット

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まとめると、最新の治療技術には次のようなメリットがあります。

  • 低侵襲: 大きな切開は不要で、細い針穴程度の処置で済みます
  • 回復が早い: 多くの方が翌日には普段の生活に戻れます
  • 高い成功率: EVLA(血管内レーザー焼灼術)やRFA(高周波焼灼術)で一貫して90~95%以上
  • 再発が少ない: 表面の血管だけでなく、原因そのものに対処する現代的な手技
  • 見た目の改善: 血流が良くなり、肌もなめらかに見えます

何よりも、こうした進歩により受診へのハードルが下がりました。痛みや傷跡への不安から治療を避けるのではなく、より多くの方が早期に治療を受けるようになり、将来の合併症の予防につながっています。

当院からのメッセージ

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率直に申し上げると、ソウルでは受診を長く待ちすぎてしまう患者さんがまだ多いと感じています。下肢静脈瘤を「見た目の問題にすぎない」と考え、痛みやむくみが耐えがたいほど強くなってから受診されることが少なくありません。その頃には、病状が進み、皮膚の変化(色のくすみや硬くなるなど)や、場合によっては皮膚潰瘍まで生じていることがあります。

私たちのアドバイスはシンプルです。血管が浮き出て見える、脚のだるさ(重さ)、むくみなどに気づいたら、受診を先延ばしにしないでください。現在の治療は安全で短時間に行え、生活の質を大きく改善できます。Charm 血管クリニックでは、パク・インス医師とチームが、こうした先端技術を患者さま一人ひとりの状態に合わせて最適化しています。血管の走行や状態は同じ方は一人としていないからです。

次の一歩へ

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下肢静脈瘤でお困りの方へ。治療は20年前とはまったく違います。EVLA(血管内レーザー焼灼術)、RFA(高周波焼灼術)、VenaSeal™(医療用接着剤による閉塞)といった方法により、大きな手術をしなくても、長く続く改善が期待できます。

症状のつらさ、見た目の気がかり、将来の健康への不安、どれでお悩みでも、診察・相談を受けることで、状況がはっきりし、あなたのライフスタイルに合った選択肢が見えてきます。

👉 治療をお考えなら、先進技術とあたたかなケアを兼ね備えた血管専門クリニック、ソウルのCharm 血管クリニックをご検討ください。歩くことやお仕事、日常生活への復帰が意外なほど早く、脚が軽く健康的に感じられるのを実感できるかもしれません。